2010年08月22日

検査の勧め

あきでちゅ



あき


あたちの誕生日にはたくさんのお祝いのコメントありがとうございまちた。

また歯の手術についてはご心配いただきまちたこと、改めて感謝いたちまちゅ。



今回は犬の遺伝的疾患等の検査機関を紹介したいと思いまちゅ。

現在のペットブームの中、繁殖をしようとする人も増えているように思いまちゅ。

親子で散歩していると、「うちの子も赤ちゃんが欲しいんです」と言われます。
そして、お話をしていて10人のうち9人はPRAはおろか、遺伝的疾患の知識さえないように思われまちゅ。

また、3年程前JKCチャンピオンを所有されているブリーダーに「PRA検査はしていますか」と問い合わせしたところ、「PRAって何ですか」と言われまちた。

※PRAについては以前の記事「PRA検査」「PRA検査 その2」をご覧くだちゃい。


繁殖をする前に一歩立ち止まって、ブリーディングについての情報収集をし、自分の愛犬が繁殖に適しているかどうか、健康なのか、遺伝的な問題を抱えてないかを検査し、交配相手についても問い合わせをし、かわいそうな子が生まれないように可能な限りのことをする必要がありまちゅ。


遺伝的疾患の検査と聞くと、たいそうなものに聞こえるかもしれませんが、実は極めて簡単に行うことができまちゅ。

多くは、病院に行くことなく、検査機関から検体キットを送ってもらい、口内粘膜を飼主が採取し、検査機関に送るだけでちゅ。

費用は、検査項目によって異なりまちゅが、1万円〜2万円弱でちゅ。

繁殖をするなら、決して高くはないと思いまちゅ。



それでは検査機関を紹介いたちまちゅ。


注射株式会社バイオス医科学研究所

□ 進行性網膜萎縮症 (PRA, Progressive retinal atrophy)
□ コリーアイ、コリー眼異常 (CEA, Collie eye anomaly)
□ フォンビルブラント病 (von Willebrand's disease)
□ ダップル/マール (Dapple/Merle、隠れダップル/マールの検出)
ほか、全部で24の疾患の検査が可能。


注射有限会社カホテクノ

□ 進行性網膜萎縮症 (PRA, Progressive retinal atrophy)
□ コリーアイ、コリー眼異常 (CEA, Collie eye anomaly)
□ フォンビルブラント病 (von Willebrand's disease)
□ MDR1遺伝子検査
□ 犬肥満細胞腫 c-KIT遺伝子変異検査
など


注射GTG

□ 進行性網膜萎縮症 (PRA, Progressive retinal atrophy)
□ コリーアイ、コリー眼異常 (CEA, Collie eye anomaly)
□ フォンビルブラント病 (von Willebrand's disease)
□ 長毛遺伝子検査
□ DNA親子鑑定
□ コートカラー検査
など


注射IDIDA JAPAN

□ 進行性網膜萎縮症 (PRA, Progressive retinal atrophy)
□ コリーアイ、コリー眼異常 (CEA, Collie eye anomaly)
□ フォンビルブラント病 (von Willebrand's disease)
など23検査項目


注射三菱化学メディエンス

□ 進行性網膜萎縮症 (PRA, Progressive retinal atrophy)
□ コリーアイ、コリー眼異常 (CEA, Collie eye anomaly)
□ フォンビルブラント病 (von Willebrand's disease)
など
※ただし、すべて海外委託

注射株式会社 ディーエヌエーバンク・リテイル

□ 進行性網膜萎縮症 (PRA, Progressive retinal atrophy)
□ フォンビルブラント病 (von Willebrand's disease)
□ 遺伝子保存サービス(DNAの冷凍保存)
など
ただし、トイプードルは不可


注射アドテック株式会社

□ MDR1遺伝子検査
感染症検査・生化学検査を行う会社
ブルセラ検査可能


注射マルピー・ライフテック株式会社

感染症検査・生化学検査を行う会社
ブルセラ検査可能


注射小動物専門の臨床検査 モノリス

感染症検査・生化学検査を行う会社
ブルセラ検査可能

※ただし、すべての犬種が可能というわけではありません。
 対象犬種がありまちゅ。
 詳細はホームページで確認してくだちゃい。


以前に比べれば、多くの疾患について遺伝レベルでの検査が可能になりまちたが、すべての疾患の数からみれば、ほんの一部に過ぎません。
また、多くの検査は対象となる犬種が限られていまちゅ。

しかし、検査可能な疾患が増えたこと、また国内で簡単に検査ができるようになったことは大きな進歩だと思いまちゅ。



トイプードルについては、遺伝子検査が可能なのは、進行性網膜委縮症(PRA)、フォンウィルブランド病(VWD)の2疾患。

PRA検査は以前の記事でお話しまちたが、あたちたちの認識不足がありまちて、改めて説明させていただきまちゅ。
現在、検査できるのは、prcdPRAに関与する遺伝子検査であること。
prcdとは、progressive rod-cone degeneration=進行性網膜桿状体-錐状体異形成タイプが関与するPRA検査。
要は、ほかにもPRAを発症させる遺伝子があり、その原因遺伝子を発見できていないため、現時点で検査ができません。
ただし、現在発症している多くのPRAは prcd タイプと言われていまちゅ。
とはいえ、少しでもリスクを減らすためには、定期的な眼の検査をする必要がありまちゅ。

フォンウィルブランド病(VWD)は、遺伝性血小板異常。
簡単に言うと出血しやすく、止血しにくいという疾患でPRAと同じ常染色体劣性遺伝病。
プードルには多くないと言われていまちゅが、検査はした方が良いと思いまちゅ。

くどいようでちゅが、トイプードルの約50%がPRAのキャリアという調査結果がありまちゅ。

仮に50%がPRAのキャリアとし、検査をせずにブリーディングをすると、16頭に1頭が失明するということになりまちゅ。

PRA検査を行い、キャリア×キャリアの交配をしなければ、失明することはありません。

トイプードルのPRA検査ができるのは5つの検査機関でちゅが、お勧めすると、バイオスかカホテクノなら、いっぺんにPRAとVWDの検査ができまちゅ。割安の料金で。




参考に海外の検査機関も紹介しまちゅ。


注射O.F.A(Orthopedic Foundation for Animals)

アメリカのコロンビア州にある歴史と権威のある動物整形外科の非営利団体。
主に関節(股関節、肘関節、膝蓋骨)の疾患等の検査を行い莫大な量のデータを管理し、公開していまちゅ。

O.F.Aでは3人のレントゲン専門獣医師が診断を下している。
生後24ケ月齢以上から正式に検査が受けられ、検査を受けた犬のデータがO.F.Aのデータバンクに保存され検査結果がノーマルの犬はO.F.Aのサイトに公開されまちゅ。
ノーマル以外でも任意でオーナーの意思が有れば公開が可能でありまちゅ。
O.F.Aの股関節についてのグレードは下の7段階。
Excellent(優) Good(良) Fair(可) Borderline(境界) Mild(軽度) Moderate(中度) Severe(重度)
このうちExcellent Good Fair=Nomal Borderline=境界 Mild Moderate Severe=Dysplastic(形成不全)
診断が正常(Excellent Good Fair)な場合は、OFA登録番号が付与され、証明書が発行され、O.F.Aのデータベースに公開されます。(これはAKC、JKCの血統書にも記載することが可能。)
異常(Borderline(境界) Mild(軽度) Moderate(中度) Severe(重度))の結果が出た場合は、証明書は発行されませんが、疾患の症状を示す診断書が送られてきまちゅ。

ただ、O.F.Aの検査では、O.F.Aに規定の姿勢でX線撮影を行うことが定められているので、鎮静剤、場合によっては麻酔が必要となり、レントゲン写真は返却されませんので、それらを良く理解し、協力して下さる獣医師を探さなければなりません。(O.F.A自体知らない獣医師もいまちゅ。)
費用はレントゲンの撮影の費用がかかりまちゅが、診断費用は安く、あとは海外への郵送費用でちゅ。

ちなみに、あたちが以前交配した、グラノとはちのパパの Kisbur's Red Jupiter Wish(ジョジョ)は股関節、膝蓋骨のO.F.A検査をしていまちた。
当初、ジョジョ君の所有されていたブリーダーは、健康管理に本当にシビアな方で、そのことが、あたちの交配相手となる決め手となりまちた。

O.F.Aのデータベース(Search OFA Records) から見てみてくだちゃい。
Part of Name に「Kisbur」と入力し、Begin Search をクリックすると、
ジョジョ君の股関節、膝蓋骨の評価結果を見ることができまちゅ。
PATELLA(膝蓋骨)=NORMAL(正常) HIPS(股関節)=EXCELLENT(優秀)と評価されていまちゅ。



注射BVA/KC(British Veterinary Association)

英国ケネルクラブから委託を受けた英国獣医師協会
股関節のレントゲン写真を評価して、公認の「評価証明書」を発行。そして、その評価値(hip score)が、その犬種の平均値を下回っている犬だけを交配させるよう繁殖家を指導していまちゅ。


注射PennHIP

股関節形成不全の診断法、検査機関。
ペンシルバニア大学のDr. Gail Smithによって1983年より研究、開発された股関節のレントゲン検査法で、従来の検査法に比べて16週齢という非常に若い年齢で診断可能であり、将来的に変性性関節疾患になる可能性をより早い時期に、そしてより客観的に調べることができます。
一般的なレントゲン検査では股関節の骨の変形をうまく捕らえることはできても、関節の「緩み」を正確に知ることはできません。しかしながらこの「緩み」は後に変性性関節疾患を発症するかどうかの重要な要因となり、今のところそれを検査できるのはPennHipのみであり、犬種によりますが従来の方法の2.5倍から11倍の感度で股関節の緩みを検出することができるそうでちゅ。
日本でも動物病院でPennHIPのロゴをご覧になった方がたくさんいらっしゃると思いまちゅが、提携動物病院がたくさんありまちゅ。


注射CERF(Canine Eye Registration Foundation)

アメリカにある眼科専門の検査機関。
アメリカ獣医学眼科大学の学位を持つ眼科専門の獣医師の診断を受けまちゅ。
進行性盲目萎縮症(PRA)を始め、まぶた、角膜、虹彩、レンズ、眼底などについても詳しく検査できるようでちゅ。


注射VetGen(Veterinary Genetics Service)

アメリカミシガン州にある民間検査機関。
VetGen社はミシガン州立大学獣医薬学部、ミシガン大学ヒトゲノム学部 の研究者たちによって1995年設立され、フォンウィルブラント病(vWD)、遺伝子検査、体毛色素遺伝子検査、唾液による親子鑑定などを行っているそうでちゅ。


注射OPTIGEN

アメリカにある民間検査機関。
prcdPRAの遺伝子検査を開発しまちた。


注射GTG(Genetic Technoloties)

オーストラリアのDNA検査・鑑定を行っている検査機関。
日本のGTGは当社の日本法人。


日本は欧米諸国と比較して、犬の疾患などすべての認識において遅れていると思いまちゅ。
欧米では普通に検査をし、検査結果をデータベータで管理し誰もが見れるようになっていまちゅ。


とはいえ、日本にも2003年に NPO法人 日本動物遺伝病ネットワーク(JAHD)が設立されまちた。
評価、診断、登録可能なのは、まだ、股関節形成不全・肘関節形成不全・膝蓋骨脱臼の3疾患に過ぎませんが、大きな一歩と思いまちゅ。

診断の方法は、生後1才齢以上が対象で、股関節形成不全・肘関節形成不全はJAHDの規定の姿勢でX線撮影を行い、レントゲン写真をJAHD送りJAHDで評価をしまちゅ。
膝蓋骨脱臼は動物病院での触診がそのまま評価になりまちゅ。

みなさんもぜひ、行ってみてはいかがでしょう。



ただし、股関節形成不全・肘関節形成不全・膝蓋骨脱臼などの疾患は、進行性網膜委縮症(PRA)、フォンウィルブランド病(VWD)などと異なり、遺伝子などの原因を特定できているものではありません。

多因子遺伝性疾患と言われており、複数の遺伝子の相互作用で発症する疾患で疾患原因遺伝子のすべてとその仕組みを探り出すのが非常に困難なため、複雑遺伝疾患と呼ばれることもありまちゅ。

そのため、その犬が正常だからといって、悪質な遺伝子を持っていないとは確定できず、当然子どもたちも正常とは限りません。

疾患を発症した場合は、そのような系統の個体を淘汰(繁殖に用いないようにしてゆく)してゆくほかはありません。遺伝性疾患を減らすには病気の発症のない犬同士、あるいは病気を発症していない家系(ライン)を選び交配させていくことがもっとも重要です。




またまた、偉そうにお話をしてしまいまちゅが‥‥‥

ブリーディングするものは必ず必要な遺伝的疾患の検査を行うことは義務と言ってもよいと思いまちゅ。

なぜなら、犬は人間が作りだしたもの。

遺伝的疾患も人間が作りだしたもの。

少なくとも日本のすべての犬は野生の状態で生きて子孫を残している個体は1頭もいません。

繁殖の相手も時期も回数も繁殖をするかしないかもすべて人間が決定していまちゅ。


例として、ある獣医師がこんな話をしておりまちゅ。

歯周病は小型犬や短頭種に多く見られるそうでちゅ。小型犬は、歯が密集して生えている傾向にありままちゅ。これは、体のサイズを小型化しても、歯の大きさはそれに比例したほどには小さくなってはいないということ。そのため、小型犬では欠歯や埋状歯(歯がきちんと生えてこずに歯肉や顎骨に埋もれてしまっている状態)も多く、正常な位置に歯が配置されていないことから歯周病が多いのではないかという見解でちゅ。


さらに、これはあたちたちの全くの私見でちゅが、トイプードルやそのほかの小型犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)の多さには驚くべきものがありまちゅ。

パテラの原因は膝のお皿の溝が深さが一つの問題となりまちゅが、小型化される前も、溝が深い浅いと個体差はあったと思いまちゅ。
しかし、小型化される前は骨が大きく溝が浅くても問題にならなかったものが、小型化によって骨自体が小さくなり、はずれやすくなったのではないかと、推測しまちゅ。

繰り返しになりまちゅが、遺伝的疾患も人間が作りだしたもの。

かわいそうな犬が少しでも減るように、交配を行う前に必ず、まず生まれてくる犬たちのことを考え、遺伝的疾患の検査をすることをお願いいたちまちゅ。


アドバイスとして、女の子を所有し交配を行う場合には交配相手から、遺伝的疾患の検査結果のコピーをもらってくだちゃい。
そして、仔犬を譲る場合は、その両親の検査結果のコピーを渡してくだちゃい。
両親がPRA検査の結果がノーマルなら、基本的には子どもはノーマルのはずでちゅから検査は必要なくなるのですから。


最後に、調べていておもしろい検査を見つけたので紹介しておきまちゅ。
GTGでコートカラー検査というものができるようになりまちた。
両親を検査すれば、子どもに出てくる毛色を予想することができるようでちゅ。

あたちも検査する予定でちゅ。


今回の記事は、調査して書きまちたが誤りもあるかもしれません。
愛犬の検査を行う場合は、改めて確認してくだちゃいね。


ご意見等ありまちたら、ぜひ、コメント等いただけたらと思いまちゅ。


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ニックネーム オータム at 22:14| Comment(13) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月08日

悪夢の誕生日

あきでちゅ



あき


今回はこのことを記事にするか迷ったのでちゅが、ひとつの教訓としてお伝えすることにしまちた。


ことの起こりは、7月25日の未明のこと‥‥

お父ちゃんは、嫌がるあたちを押さえつけて歯磨きをはじめまちた。

ふっと手を止めて「上の前歯がぐらついている顔(なに〜)

その日の朝一で、主治医のところに行きまちた。

主治医、ぐらついている歯を見て「脱臼していますね。おそらく抜歯が必要です。上の前歯は歯茎が後退しており全体的に歯周ポケットもできているため、歯石除去も必要です」
お父ちゃん「歯を温存することは無理ですか?」
主治医「おそらく無理です。うちでは専門的な治療ができないので、病院紹介しましょうか」

紹介できるのは、東京の専門医か大学病院だったので、お父ちゃんは自力で病院をさがすことに。

知り合いに聞いたりもしまちたが、結局ネットで探し、わりと近くに良さそうな病院を発見‥‥施設、設備が充実しており、歯科治療に力を入れ、日本動物病院会(NAHA)の『 指定病院 』(?)に認定されていることからこの病院に行くことに決定。


さっそくこの病院で、歯を見てもらったところ、先生は「歯石の除去が必要です。ぐらついている歯はおそらく根元まで悪くなっているので抜歯が必要と思います。」そのほか麻酔のことなど丁寧に説明をしていただき、歯石除去の日程を決めることに‥‥

先生「8月5日が空いていますが」お父ちゃん「あきの誕生日なのですが」‥‥
先生「じゃあ、歯石除去をお誕生日のプレゼントということで」
お父ちゃんは、心の中で「やるなこの獣医!」と内心思いまちた。

結局、手術は8月5日に決定し、通常この病院は手術した場合は一泊なのでちゅがお願いして日帰りということになりまちた。



お父ちゃんは、かな〜りショックだったようでちゅ。


主治医との話などから、こんなことになったことを原因を総合的に判断すると‥‥

・前歯のぐらつきの原因の基はぶつけたか強い力が加わった可能性が強く、お父ちゃんがそのことに気が付かなかったこと。(そのぐらつきから、歯と歯茎の間に細菌が入りこんだと思われる)

・歯(歯茎)を強く磨きすぎ。

・歯はわりと白かったため、歯茎の後退に気が付かなかったこと。

・歯のケアの知識が乏しかったこと。

・そして何よりも、歯磨きは人よりもしているというおごりがあったこと。




そして、手術当日‥‥‥


術前に先生から手術内容の説明を受けまちた。

お父ちゃんは、麻酔の後に歯のレントゲンを撮るということで、もし歯を温存できるようなら、残して欲しいとお願いし、とりあえず帰宅。



夕方、先生から電話をいただきまちた。

先生「手術は無事終わりました。ただ、歯はレントゲンの結果、状態が良くなかったで抜歯しました。あと、麻酔をかけた後に普通はないのですが、むせまして胃液を吐きました。その時胃液が肺に入ったようで、心配はないと思いますが、念のため一晩ICU(高酸素室)で様子を見させてください」
お父ちゃん、力なく「誕生日ですが、しょうがないですね」


と、いうことで、あたちは誕生日に病院で一泊‥‥悪夢の誕生日となりまちた。


翌日、あたちのお迎えにお父ちゃんはやってきまちた。

先生から、改めて手術の説明を受けまちた。

麻酔をかける場合、血液検査を行うのですが、すべて問題なく健康そのものでちた。
歯のレントゲン写真をもとに一本一本の歯の状況の説明をしてもらい、良くない歯もあるようでちゅが、今後のケアで良くなるようでちゅ。
歯茎の後退も今後改善するそうでちゅ。

歯石除去の流れを簡単説明しまちゅと‥‥
麻酔→口内洗浄→超音波スケラーなどで歯垢・歯石を除去→研磨(歯石がつきにくくするため歯の表面を磨く)→フッ素コート(歯石がつきにくくするため行うが、可能な病院は少ない?)


そんなこんなで、あたち無事に生還しまちた。


参考までに費用をお伝えしまちゅ。
一泊入院を含めて、約7万円かかりまちた。
ネットで調べたところ、ほかの病院と比べたら高いように思いまちゅ。
ただ、術前検査、麻酔、治療機器などの施設、技術などを考え、ある程度安心して任せられたことから納得していまちゅ。
そして、何よりアニコムに加入しいることから、半額で済みまちた。
(なお、歯石除去だけでは保険の対象にはなりません。歯周病という症状があったため保険適用になったことを付け加えておきまちゅ。)




見せたくないのでちゅが、みなさんの参考になるかと今の歯の状況をお見せしまちゅ。

あき

歯は本当に綺麗になりまちた。
歯茎が後退しているのがわかりまちゅ。
抜歯したあとは洗浄して縫ってあります。糸は時間が経てば溶ける糸だそうでちゅ。
前歯が一本なくなりまちたが、食事に困ることはないので心配はありまちぇん。




今回、こういう事態を迎え、歯について調べたり気が付いたことをまとめてみまちた。

・3才以上の犬の80%は歯周病を持っていると言われていまちゅ。

・歯が健康であれば本来、歯は真っ白で口臭もないそうでちゅ。

・よくカミカミする子は歯周病になりにくい‥‥‥これは唾液には殺菌作用があり、カミカミする子は唾液の分泌も盛んなわけですから、唾液中の殺菌効果により、口腔内の自浄作用効果が期待できるからででちゅ。

・歯肉炎⇒歯周炎=歯周病へのメカニズム‥‥歯磨きなどが不充分だったりすると、歯の表面や歯と歯肉の間(歯肉ポケット)に、食べかすや唾液中の成分がたまり、細菌が繁殖し始めまちゅ。真っ白だった歯は黄色から徐々に茶色っぽく見えるようになり、歯肉は赤っぽく腫れてきまちゅ。白〜淡黄色の歯石が少し見られることもありますが、それほど目立ったものでもありまちぇん。症状としてはまだ軽く、この段階を歯肉炎と言いまちゅ。
これが段々と進行してくると、歯肉ポケットが深くなり、歯周ポケットと呼ばれる状態になってきまちゅ。その中で細菌はさらに繁殖し、バイオフィルムというものを作り出すのでちゅが、これは、ぬるぬるとした感じがするバリアのような役目をするもので、酵素や抗生物質でもこのバリアを破ることがほとんどできないほど手強い作りをしていまちゅ。歯肉の赤みと腫れは増し、歯垢や歯石もより多くなって、口臭も感じられるようになりまちゅ。場合によっては、痛みが出ていることもあるでしょう。ここまでくると、歯周炎と呼ばれる状態になりまちゅ。
歯肉炎や歯周炎を歯周病と言いまちゅ。

・歯周病をほっておくと、場合によっては細菌に含まれる毒素が口の中の炎症部分から血流に乗って全身に回ってしまい、心臓や肺、肝臓、腎臓、その他、いろいろなものに影響を与え、心内膜炎や弁膜症、血栓、心筋梗塞、肝炎、腎炎などを引き起こしてしまうそうでちゅ。

・何よりも大切なことは、予防ということになりまちゅ。歯磨きなどのデンタルケアをこまめにすることをお勧めしまちゅ。


参考として、先生とのお話の中での注意点、あたちの経験の中の反省からお伝えしまちゅ。

・ひづめなどの硬いものを噛ませること、引っぱりっこなどは歯が折れる可能性があるので気を付けてくだちゃい。(歯はそんなに強いものではないようでちゅ)

・あまり強く歯を磨くことは歯茎の炎症の原因となりまちゅ。適度な強さで磨きましょう。

・遺伝的に歯石が付きやすい、付きにくいがあるのでは?‥‥実際にろくに歯のケアをしていないのに、歯が綺麗な子がいまちゅ。(ひがみかも)

・年1回くらいは歯の健康診断をお勧めしまちゅ。



最後に良さそうな歯ブラシを紹介いたちまちゅ。

360°歯ブラシ

歯ブラシ

これまでは、人間の幼児用のやわらかめの歯ブラシを使っていまちたが、これはブラシの目が細かく毛も柔らかく歯茎に良いように思いまちゅ。
値段は税込み714円とちょっと高め。



これはクリエイトでも売っていまちゅが、人間用で同じような製品がありまちゅ。
たんぽぽの種 税込み398円
使い心地はほとんど変わらないように思いまちゅ。キッズ用もありまちゅ。

歯ブラシ






歯石が付く付かない、歯周病になるならないは個体差があると思いまちゅ。

遺伝的なもの、生活環境、食生活、その他いろいろな原因があると思いまちゅ。

その中でも一番大きなものは、やはり飼主、親の責任と言えるでしょう。

今回の件については、取り返しのつかないミスを犯したと、お父ちゃんは大変なショックを受けており、落ち込んでおりまちゅ。

これまで、偉そうな記事を書いていたのでちゅから当然のことと思いまちゅ。

ただ、あたちも起こってしまったことはしようがないし、大人としてそろそろ許してあげようと思いまちゅ。


今回の記事で、一家の恥をさらしてしまいまちたが、みなさんの愛犬の健康の少しでも参考なれば幸いでちゅ。


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ニックネーム オータム at 15:20| Comment(23) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする